リケ女ママの特許翻訳
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J-Platpat~日付を区切った検索法~

(2017年08月24日)
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J-Platpatは、みなさんよく使用している特許検索ツールだと思いますが、1000件以上の内容表示はしてくれません。ちなみに一覧表示すらしてもらえません。これで困ったことってないですか?

例えば、ある会社の出願をすべて知りたいのに、検索結果は1000件以上あるから、そこから、1000件以内にするために、不要なキーワードや分類を入力して検索してみたり・・・はたまた、キーワードや分類検索をして、もうこれ以上絞りたくないけど、1000件以内にするために、さらに不要なキーワードを入力してみる・・・なんていうことをしている人はいないでしょうか。

今回は、もうこれ以上は絞りたくないけれど、1000件超えてしまって、一覧表示もできない場合に、「日付を区切って検索する方法」をオススメしたいと思います。

どういうことかというと、ある検索結果が、例えば1500件あったとしても、「最も古いもの~2005年」と「2005年~最も新しいもの」のように、1000件以内になるポイントでわければ、すべての案件を一覧表示&確認できますよというお話です。

例えば、「森永乳業株式会社」さんを例にとってみたいと思います(乳製品大好きなので、パッと思いついたというだけですが。)

①↓のように設定して、森永乳業株式会社を調べると、1104件という結果が出ます。
全部見たいけれど、1000件を超えているので、ヒット件数のところから一覧を出すことはできません。


②そこで、まずは、2000年代以降の出願のものをひろってみようということで、
検索項目で「出願日」を選択し、「20000101:」と入力すると、
ちょうどいい感じの633件という結果が出て、
一覧へいけるようになりました↓

この「出願日」の設定は、1000件以内になるように自分で探すことになりますが、
「~2010年12月31日」であれば、「:20101231」で
「2011年1月1日~」であれば、「20110101:」となります。

③次に、残りのものをさがすわけですが、残りは先ほどの検索画面で、出願日の項目の「含む」というプルダウンメニューを「含まない」に変更するだけです。
この、「含まない」検索が何気にポイントなんです

633件(②の結果)+471件(③の結果)=1104件(①の結果)と数が合致するのですべて拾えていますね。

④仮に、③の内容を「出願日」の残りを探そうと、「:19991231」で設定してしまうと

のように357件となり、633件(②の結果)+357件(④の結果)=990件で、≠1104件(①の結果)となり、数が合致しません!

では、残りの114件(1104-990件)はどこにいってしまったのでしょう?

これは、公表公報や再公表公報がもれていることによります。
公表公報や再公表公報は、PCTルートで国際出願しているので、検索項目が「国際出願日」に該当し、「出願日」には入ってきません。

このあたりのルールを覚えておくと、いろいろな会社の技術を見てみたい際に、最新の出願日のもので区切ったりするときにもいろいろと活用できると思います。

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4 Comments »

  • こんにちは。初めまして。Ayumiと申します。
    私もJ-Platpatをよくつかいますが全然使いこなせていないので
    大変参考になりました(^^)
    貴重な情報ありがとうございます。

    • Ayumiさん

      ありがたいコメントありがとうございます。
      Ayumiさんのブログ、私もいつも拝見しております。
      中国語翻訳・通訳に加え、さらに、英語特許翻訳に参入するための勉強とのこと。すごい!
      そして、いろいろ参考にさせてもらっています。

      これからも、ぼちぼち、役にたちそうな検索法などを書いていけたらよいなぁと思っています。
      お互い頑張りましょう(^^)

  • はじめまして。tanakaと申します。
    いつもブログ読ませていただいております。

    こちらの記事のおかげで最近もやもやしていたことが解決いたしました!
    情報提供頂きありがとうございます^^

    • >tanakaさま

      ご訪問ありがとうございます。
      私の記事がお役にたてて良かったです。

      tanakaさんのブログも時折、拝見しておりますよ(^^)
      特許・情報フェア、もうすぐですね。
      私は行けそうにないので、記事を楽しみにしていますね!


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